愛され野菜「トマト」のちょっといいお話 その2トマトはなぜ赤いのか

web担当 福島

こんにちは。webを担当しております福島です。

今日のお題は、当たり前だけどもう少し色々知りたいと考えていました、「トマトはなぜ赤いのか」という事についてです。

調べるうちに、「トマト」はすごい野菜だと改めて痛感しました!

その2.トマトはなぜ赤いのかについて調べました

昔から、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざを耳にしたことありませんか?

トマトが熟す頃になると、トマトを食べて多くの人が元気になり病人が減るために、仕事が減ってしまった医者が青くなってしまうとヨーロッパではいわれているそうです。

それくらいに、トマトは栄養がたっぷり入った野菜なのです。

そして、トマトの赤い色の成分にはカロテノイド系色素のリコピンが含まれており、トマトは赤いのです。


カロテノイドは、二重結合が連なったポリエン構造をしています。

そのポリエンが長くなると青い光を吸収し、赤と緑の光を反射するので、黄色に見えます。

ポリエンがさらに長くなってリコピンのようになると、青と緑の光を吸収し赤い光だけを反射するようになり

赤く見えます…なんだか難しい解説になりましたが、青いトマトにはカロテン類が少なくて、赤くないのだそうです。

人間が栽培する以前はトマトが子孫を残すには動物に食べてもらう必要がありましたが、熟して食べごろになると赤くなり動物の目につくようにしている、という自然の摂理ですね。

お分かりいただけましたか?

1.トマトに含まれる栄養素について

トマトの赤い色の成分には、カロテノイド系色素のリコピンが含まれており、赤いのです。
そして、βカロテンも豊富に含んでいます。

トマトは抗酸化力の強いリコピンを生成することにより、自分の体を活性酸素から守っています、凄いですね。

トマトのリコピンとβカロテンには、その強い抗酸化力から生活習慣病の予防効果があることが証明されています。

トマトの酸味のもとになるクエン酸には食欲を増進させたり、疲労物質である乳酸の代謝を促す働きが知られており、路地ものが多く出回る夏には夏バテ防止に適した野菜と言えます。

また、キレイなお肌の為に必要なコラーゲンの生成を助けるビタミンCや、余分な塩分を排出して血圧を下げる作用をもつカリウムも豊富に含まれています。

最近の研究では、トマトに含まれる成分の13-oxo-ODAには脂質代謝異常を改善する働きがあることが証明されました。

2.トマトの健康効果まとめ

トマトの栄養素をいろいろと並べても全部は覚えられそうもないので、具体的な健康効果について調べました。

〇動脈硬化の予防と改善効果

〇ダイエット効果

〇高血圧を予防する効果

〇美肌効果

〇食欲増進・疲労回復効果

〇便秘解消効果

〇ガンや生活習慣病の予防効果

体にいいことばかりですね

3.「トマト」の好き嫌い

食べものの好き嫌いは誰にでもありますが、雑誌の記事によると、トマトは「最も好きな野菜」の中でも特に女性に支持されて上位にランクインしている反面、「最も嫌いな野菜」としても上位にランクインしているようです。

嫌いな理由としては、「美味しくないから」という意見からもわかるように、特有の苦みや酸味が苦手と感じる方が多いからでしょうか。

最近のトマトは、糖度も高くて酸味も控え目のあまーい品種もたくさんあるので、トマトが苦手な方にも一度食べて欲しいと感じました。

サラダなど、生食では苦手でも加熱加工されたトマトはまた味が違いますので、そうなると話は変わってくるかもしれませんね。

手間や時間はかかりますが、トマトを湯むきしたり、ミキサーにかけたりなどのちょっとひと手間で、トマトの食べ方も広がります。

web担当 福島

今回はここまでになります。


色々調べていても、トマトは優れた野菜だと改めて実感しました。
トマトを気軽に食べて、みなさんの健康習慣にお役立てください。

次回は、トマトを使った料理などもご紹介したいと思います。
楽しみにしていてくださいね!

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